よくあるご質問

台風で水没した車は廃車にできますか?

    日本に住んでいる以上、天災の被害に悩まされることは決して珍しくありません。先日にも台風19号が上陸し甚大な被害を受けることとなりました。台風で愛車が冠水し、廃車になってしまった場合にどのような対処が必要なのでしょうか。今回は水没車の廃車についてご紹介致します。(水没車も冠水車も同じ意味ですので、本記事では水没車として統一して記載いたします)

    水没してしまった車の廃車について

    水没してしまった車を廃車にするべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか。車は愛車という言葉もありますとおり、一度購入したら愛着をもって大切にメンテナンスをしながら長年乗り続けるのが基本です。それゆえ、天災や事故により水没車となってしまっても、動くことが確認できれば乗り続けたい!修理をすればまだまだ現役で走行が可能だと思う方も沢山おられることと思います。しかし、エンジンがかかったとしても廃車するしかない状態のお車もあるのです。

    修理に多大なコストがかかってしまう

    水没してしまった車は修理費に多大なコストがかかります。なぜなら水没の度合いにもよりますが、多くの場合水没車は車の骨格や車内といった部分に深刻なダメージを負っていることが多いのです。その場合、修理費の相場としてはフロアまで浸水した際には最低でも50万から、シートまで浸水した場合は最低100万からと高額な費用がかかってきます。台風で水没した場合は天災による被害ですので、保険料で修理費をある程度カバーすることはできますが等級が下がるため結果的に損をしてしまう確率も高くなります。

    修理しても100%の回復は難しいことも

    修理をしたとしても、100%元の状態まで回復が出来るというわけではありません。その理由については大きく分けて2つございます。

    カビが発生して臭いが残るから

    カビが発生して異臭が残るという特徴が水没車にはあります。クリーニングに出して消臭することもできますが、クリーニング代に何万もの費用がかかる上に完全に払拭できるわけではないため、修理しても元の状態に戻ることが困難となります。シートの臭いを取り除いていたとしても水没していると、内部の部品やパーツに錆が発生しているため、エアコン作動時やトランクルームの内部から異臭を放つケースが報告されています。

    走行機能に影響がでる骨格が負傷している場合があるから

    走行機能に影響が出る骨格が損傷している場合がございます。水没車は外見に損傷が出にくいため、一見無事に見えても内部が腐敗していることがあります。骨格に損傷を負った場合、修理・交換をしても完全に元に戻ることはありません。

    電気系統が故障して人体や車体に危険が及ぶから

    電気系統が故障致しますと火災や感電によるリスクが発生します。最近の車はエンジン周辺以外にもダッシュボードドアの内部といった様々な場所に電気の配線が通っています。水没した場合は電気系統がショートしたり誤作動が起きたりして故障や火災発生に至ることがあります。無理に動かそうとすると感電する危険性もございますので、車体だけでなく持ち主自身が重傷を負う可能性もあり非常に危険なのです。

    いつ不具合が出てもおかしくないから

    いつ不具合が出てもおかしくない状況で水没車を使い続けることになります。水に浸かった場合でも部品は劣化しますが、海水となると劣化のスピードは更に速くなります。台風は海水を巻き上げ、塩害が報告されているほどですので台風による内部の損傷は車の機能部分に甚大な損傷を与えている可能性が高いです。

    台風で水没した場合の対処法

    台風で水没していきなり廃車となってしまった場合の対処法についてご説明いたします。

    保険の確認

    保険の確認が第一に重要です。台風による廃車の場合は天災が原因ですので、保険適用内となります。車両保険にはエコノミー型と一般型がありますが、どちらも適応されます。台風の場合は冠水だけでなく、飛来物や落下物によるキズや土砂崩れの場合も適応されます。通常の場合ですと保険金を受け取れば等級が3段階下がってしまうのですが、台風のような自然災害ですと1段階で済みます。しかし、等級の適応が1年間のみなのでご注意ください。保険金につきましては、修理が必要な部分が保証されますがエンジンに損傷を負い修理が不可能となっている場合や修理費用が保険適用額を超えた場合は全損扱いとなります。全損状態となった場合は、自己負担となる免責金額はひかれませんので、設定した保険金額によっては全損による修理・交換が賄えない場合がございます。

    車が手元にない時の廃車方法

    車が手元にない場合の廃車方法についてご紹介します。保険適応を確認した後は廃車の準備となりますが、車が洪水で流されて行方不明で手元にない場合は廃車が不可能となります。災害で行方不明となった場合は罹災証明書を発行しましょう。罹災証明書を発行後、永久抹消登録をしましょう。永久抹消登録手続きを行うと、車検が残っている車の重量税の還付を受け取ることができます。

    水没車を廃車する際の業者選びのポイント

    水没車を廃車にする際の業者選びのポイントについてご紹介します。

    解体する工場を自社にもっている

    解体する工場を自社に持っている業者を選びましょう。水没となった場合、車のほとんどの部分は解体後に資源として再利用されます。そうなった場合自社に工場が無い業者ですと、解体業者に依頼するため、解体費用や仲介費用を請求されることがございます。余計な費用をかけたくないとお考えの方はホームページなどで自社で解体まで請け負ってくれる業者か確認することが大切になります。

    事故車や水没車の引取実績が多くある

    事故車や水没車の引取実績のある業者の場合ですと、価値があると見なして引取をしてくれるだけでなく、買取金を支払ってくれる業者もございます。カーネクスト新潟では水没車の引取実績も多数ございますので、0円以上で買取金額をつけて無料引き取りを行います。

    手続きや引取りを無料で行ってくれる

    手続きや引取りを無料で行ってくれる業者を選ぶことで負担を軽減できます。ディーラーや中古車買取業者に依頼した場合ですと、中古車として販売するのが前提で引取りを行いますので中古車として販売出来ない水没車は価値がないと見なされてしまい、解体費用や引取費用を請求されてしまうことがあります。この点廃車買取業者ですと、素材やパーツとしての販路を保持しておりますので価値を見出して買取をするだけでなく、引取にかかるレッカー代が通常数万円かかるところを費用をかけずに依頼していただくことが可能です。

    カーネクスト新潟は水没・故障・不動車全て受付けています

    台風で水没してしまった場合廃車するかどうかは、苦渋の決断でなかなか踏み切れない方も多いかと思います。しかしながら、故障や不具合が見られなくとも廃車にした方が結果的に得をするケースは多くなっています。カーネクスト新潟は水没車・事故車・不動車など状態に拘わらず全ての車を無料査定しており、0円以上の買取を行っています。また、お客様に負担をかけないようレッカー代や手続きや手数料といった部分は全てカーネクスト新潟が負担をしております。廃車に困っておられる方は年中無休で受け付けておりますのでお気軽にカーネクスト新潟にお問い合わせください。

    カーネクスト新潟の新潟県内での廃車買取実績一覧

    カーネクスト新潟の廃車買取実績についてご紹介しています。廃車手続きに関する情報や、過去の引取り実績などを紹介しております。

    新潟市長岡市三条市柏崎市新発田市小千谷市加茂市十日町市見附市村上市燕市糸魚川市妙高市五泉市上越市阿賀野市佐渡市魚沼市南魚沼市胎内市